キッカケはハロウィン。
昔描いたイラストを発掘して思う。
「創作は自由なのだから、昔みたいにもっと色々と描いたら良いのでは?」と。
2015年に描いたオリキャラハロウィンイラスト↓
この頃は「狐耳ばかりに頼っていては創作の幅が広がらない。なるべく獣耳のオリキャラを描かないようにしよう」という方針(縛りプレイ)だった頃の作品なので、なんとケモミミキャラがいません。
でも確かに、同じジャンルばかりに頼っていると精神的な栄養バランスが偏り、創作の引き出しが少なくなると感じ始めている今日この頃。思考が狭くなっているのを実感しています。
そもそも今現在、やたらと狐耳をプッシュしている理由というのは、
↓
ならまずは画力を上げよう!
↓
その為には好きなものを描くのが一番
↓
一番好きなものは?
↓
原点である狐耳
という流れによるもの。
昔が「狐耳を描かない」縛りプレイだとしたら、今は「狐耳以外を描かない」縛りプレイのようになっています。しかし画力が高まってきた今、そろそろ他ジャンルも解放しても良い頃合いなのではないか…?
絵を描くジャンルのバランス取り、さじ加減の難しさたるや。描く時と描かない時の差が激しい。どうしてこう極端なのか…。(元々0か100か思考に陥りやすい性格ではあります)
しかし絵とは実際、「描くか描かないか」のオン・オフでもあります。
描いたものは作品として残るし、描かないものはどれだけ頭の中で妄想が繰り広げられていたとしても、外から存在を認知してもらえない。
そして「じゃあ絵を描こうか」となった時、自分の体一つでは同時に一枚しか取り組むことができない。その一枚のジャンルを何にしようかと考えると、どうしても今熱狂しているものを優先しがち。
なのでこれからは狐耳を拠点としつつ、徐々に他ジャンルへも意識的にモチベーションを割り振ろうと考えています。
一つ前の投稿もジャンルこそ狐耳ですが、「SDキャラ」という最近描かなくなっていたものの一つで、これからはそういう「最近描かなくなっていたもの」を描く機会を増やしたいところ。
そうしてジャンルを行ったり来たりする事で、結果的に頭を柔らかくして、もっと感情に素直なままのイラストが描けるようになれたら良いなと思っています。
【追記】
そういえばたまに詩尋さん(人間)を描くのはもしかして、「狐だけに偏らないように」という最後の砦的な役割を意図していたのかもしれない。